尖圭コンジローマってどんな病気

尖圭コンジローマもしくは尖圭コンジロームと呼ばれている病気は、死に至る病とは大きく異なるのですが非常に厄介な病気として知られています。

 

性病の代表的な例ともいえるこの病気は、ヒト乳頭腫ウイルス (HPV) と呼ばれる原因ウイルスに感染することで発症するもので、男性の感染部位は“陰茎、亀頭、陰嚢、肛門、大腿、口唇、口腔内”などが挙げられます。

 

また女性の場合は“肛門、小陰唇、大陰唇、膣内、会陰部、大腿、口唇、口腔内”となり、性器周辺部はもちろんのこと、まれに口の内部の粘膜部分にウイルスが存在する場合もあります。

 

感染原因は性交渉やオーラルセックスで感染する可能性が高く、ただしそれだけではなく皮ふや粘膜の傷口などから血液を介した感染もあります。この場合は出産による母子感染もありますので、お母さんは早くに治療を受けておく必要があります。

 

尖圭コンジローマが厄介なのはその症状で、先にご紹介した男女それぞれの感染部位にカリフラワーにも似たイボが形成されます。

 

このイボ自体は良性のものなので、その後悪性の腫瘍に転じる心配は無いのですが、症状によっては見た目が著しく醜悪な物になる場合もあって、薬剤治療で直そうとしても一度形成されたイボは無くなることがありません。

 

イボは外科手術で切除するしか方法がなく、加えてウイルスも完全に死滅させることができないので、数ヶ月の内に再発する可能性があるのです。

 

また感染したヒト乳頭腫ウイルスが悪性型だった場合には子宮頸がんの原因ともなりますので、さらに注意が必要です。