性病の感染と感染経路

性感染症は主に性行為によって感染します。
詳しい感染の経路を考えてみましょう。

 

まず性感染症のウイルスは保菌者の体液を通じて感染します。
風邪やインフルエンザなどと違い、空気感染するほど強くないことも特徴です。
体液の中でも血液、精液、膣液、母乳による感染以外はほとんどありません。
これらを考えると性行為での感染が最も可能性が高いといえるのです。
(もちろん母子感染や輸血による感染の可能性もあります。)

 

性行為といっても性器による性行為ばかりではありません。
体液が粘膜などを通じて入り込む状況があるのならば、感染の可能性があります。
オーラルセックスやアナルセックス、ディープキスなどで感染する場合もあります。
直接性器に挿入しない素股のような行為で感染することもあるのです。

 

以前では性感染症(性病)は風俗に関わる人に多くみられる病気でした。
しかし性の意識の変化とともに一般の人にも感染が広がっているのが現状です。
最近では10代で性感染症を経験する人も増えてきています。

 

特定のパートナーがいる人は感染経路も分かりやすいかもしれませんが、
誰に移されたのか分からないというような人も多いのです。
その上自覚症状の出ないものも少なくなく、知らないうちに他人へと感染させてしまうケースも多いのです。
例えばHIV(エイズ)などは潜伏期間も長く、発症しなければ気づかない人も少なくありません。
自分では自覚がなくても他人の命を脅かすよな行為をしていることだってあるのです。

 

欧米などではカップルが付き合う前や結婚する前には性感染症の検査を受けていることが当たり前になっています。
疑わしい行為があった後には検査を受け、より安全な性行為を行うことによって、未然に防ぐことのできる病気が多いのです。