梅毒ってどんな病気?

梅毒は梅毒トレポネーマと呼ばれる原因菌に感染することで生じる病気で、15世紀に突如として現れた謎の多い病気だといわれています。

 

かつては国内外を問わず感染者が蔓延して多くを亡くしたもので、歴史的人物もこの性病に罹患したという記録が非常に多く残っています。

 

現代ではペニシリンなどの抗生物質が発見されたことにより完治が可能となり、梅毒は死に至る性病とは考えられていません。

 

感染は性交渉やオーラルセックスが原因となるケースが多く、皮膚や粘膜にある小さな傷口から血液に侵入して病気が進行するため、性交渉だけでなくその他の血液接触や輸血が原因となる場合もあります。当然ながら母子感染もある性病なので、妊娠前に完治させなくてはなりません。

 

症状は時間の経過ごとに少しづつ変わり、“第1期、2期、潜伏期、3期、4期”と悪化の一途をたどります。

 

まず第1期は感染から3週間〜3か月程の期間を指しており、ここでは侵入経路の粘膜などに塊ができて程なく潰瘍となります。

 

第2期は3か月〜3年の間となり、明らかな違和感として全身のリンパ節が腫れるようになり、“発熱、倦怠感、関節痛”などの症状がでてきます。

 

大抵はこれまでの間に違和感から病院で診察を受けて、検査の結果から病気の存在を知り、直ちに抗生物質の投薬が行われますので問題なく病を治すことができます。

 

ただ古い時代には当然今のような治療法が確立されていませんので、第4期に差し掛かりますと“多臓器腫瘍、麻痺性痴呆、脊髄瘻”などが生じて死に至ることがよくあったようです。